【薬酒】養命酒の効能・効果、飲んだ感想は?飲んではいけない人っているの?

こんにちは。薬剤師のやっくです。

時々、患者さんから「養命酒を試してみたいんだけど実際どうなの?効果あるの?」って聞かれることがあります。

実は、養命酒って400年も前から作られている薬酒(生薬を酒に浸して有効成分を抽出したもの)で、上手に使えば健康の手助けをしてくれる医薬品です。

ただし、昔ながらの薬とはいえ、正しい飲み方や、飲むのに注意が必要な人もいます。

この記事では『養命酒の効能・効果』、『実際に試してみた感想』、『養命酒がおすすめな人』と『おすすめできない人』など、わかりやすくご紹介しているので、養命酒が気になる方は参考にしてみてください。

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1.養命酒とは

1-1.養命酒の効能・効果 ~ どんな人におすすめ? ~

養命酒の効能・効果は、『滋養強壮剤として、様々な症状を改善していきます』と書かれています。でも、『様々な症状』って幅広くてわかりにくいですよね。

一体、どんな症状を改善してくれるのでしょうか?

効果1:肉体疲労改善

元気

体がだるい、疲れがとれないといった肉体疲労でお悩みの方に。
滋養強壮剤として体力をつけながら、疲労を和らげていきます。

毎日の仕事や育児は大変ですよね。そんな休日は家でゴロゴロしがち・・・。

でも、『休日を思いっきり過ごしたい!』、『来週に疲れを残したくない!』という方におすすめ。

 

効果2:手足や足腰の冷えを改善

冷え性

手足や腰、肩や背中が冷えてつらい方に。薬用養命酒に含まれる生薬の薬効成分が 血行とともに体内を巡り、代謝機能を整えて冷えを改善します。

季節の変わり目、特に暑くなってくると、冷房が効きすぎた部屋で体調を崩したり、冷たい飲み物を飲みすぎて体を冷やしすぎたりして、手足や足腰の冷えがひどくなっていませんか?

そんな時に養命酒を飲むと、血流改善効果によって冷えを和らげてくれます。

普段から手足の冷えを感じている人にもおすすめです。

 

効果3:胃腸障害・食欲不振の改善

お腹が痛い

消化器官が弱く、胃腸の調子が悪い方、胃腸が弱り気味という方に。 薬用養命酒を食前に服用していくことで、弱った胃腸の働きを整え、丈夫にしていきます。

食欲がない、食べたいのに食べられないという方に。薬用養命酒を食前に服用していくと、 薬効成分によって胃腸の働きが活発になり、低下していた食欲を正常に戻していきます。

夏バテなどで胃腸が弱っていると、食欲低下の原因になり、体力も落ちてしまいます。

養命酒は、弱った胃腸を元気にして、食欲の改善が期待できることから、日頃の体力低下も予防できるので、最近胃腸の調子が気になる人におすすめです。

その他にも、『病中、病後の体力回復』、『疲れやすい、虚弱体質』、『いつも顔色が悪い人』などに効果が期待できるそうです。

こんなに様々な効果があるのは、養命酒の生薬成分に理由があります。

 

1-2.養命酒の成分

生薬

では次に、養命酒の成分を見ていきましょう。

ちなみに、60mLは養命酒1日分の服用量です。

成分・分量(60mL中)

成分名含有量
インヨウカク114mg
ウコン36mg
ケイヒ270mg
コウカ12mg
ジオウ60mg
シャクヤク60mg
チョウジ24mg
トチュウ18mg
ニクジュヨウ48mg
ニンジン60mg
ボウフウ96mg
ヤクモソウ48mg
ウショウ594mg
ハンピ12mg

なんと、全部で14種類の生薬が入っています! 

薬剤師的には「こんなにたくさん入っているの!?」と、びっくりしました。

それぞれ、効能別にまとめてみましょう。

 

成分1:循環を良くする効果

  • 【ウショウ】・・・胃腸の働きをバランスよく整える芳香性健胃薬としての効能や、急性胃腸炎や下痢などにも効果あり、体を温める効果もあるので冷え症(冷え性)や、湿疹、小児の皮膚のただれにも良いとされています
  • 【ヤクモソウ】・・・お血(血流障害)を除いて血行を促す、月経を整える、利尿して水腫を除くなどの作用がある婦人薬として使われます
  • 【コウカ】・・・活血・通経・駆お血(血行障害の治療)・止痛の効果を期待して、月経痛・月経異常・冷え症(冷え性)・更年期障害・打撲傷などに使われます
  • 【ウコン】・・・理気(気を巡らせて整える)・去お(血行障害の治療)・痛み止めとして、胸部痛・月経痛・打撲などに用いられ、利胆(胆汁の分泌促進)・健胃作用があるので、肝臓の不調・胃炎や胃酸過多などにも使用されます

 

成分2:体を温める効果

  • 【ケイヒ】・・・体を温める効果があり、冷え症(冷え性)や冷えからくる肩こり・関節痛・腹痛・下痢・月経痛などの痛みにも効果が期待できます
  • 【チョウジ】・・・胃腸の消化機能を促進したり、体を温める作用があり、芳香性健胃薬として、消化不良・嘔吐・下痢・腹部の冷痛などの際に使われます

 

成分3:滋養効果

  • 【ジオウ】・・・補血・強壮の薬として、貧血や虚弱体質の改善に使ったり、血が薄くて体力がない人、血がドロドロしていて打撲時に内出血しやすい人に使われます
  • 【インヨウカク】・・・強壮・強精効果があるので、男性の性的不能・女性の不妊・高齢者の衰弱・腰や膝の衰えなどに使われます
  • 【ニクジュヨウ】・・・性的不能や不妊症、足腰が萎えて弱った状態、物忘れなどの場合に使われ、効き目が穏やかなので高齢者にも使用できます
  • 【トチュウ】・・・腰や膝の痛み・妊婦の腰重・足の膝軟弱・排尿困難・帯下・性機能障害・不正子宮出血・高血圧などの改善に使用されます
  • 【シャクヤク】・・・鎮痛鎮静・筋弛緩・抗けいれん・血管拡張・抗炎症など幅広い効果が報告されており、筋肉のこり・腹痛・身体疼痛・手足のひきつれ・胃けいれん・下痢などに使われます
  • 【ニンジン】・・・疲労の回復・記憶過程の改善・抗ストレス・消化管運動亢進・ストレス性胃潰瘍抑制・高血糖の改善・抗アレルギーなどの作用が知られています。

 

成分4:老廃物の排出をうながす効果

  • 【ボウフウ】・・・抗ウイルス作用、解熱作用、消炎鎮痛作用、血圧降下作用、胃粘膜を守る作用、関節炎を抑制する作用などが知られています
  • 【ハンピ】・・・マムシから取れる生薬で、古くから強壮強精、新陳代謝の良薬として知られており、強壮・解毒作用を期待して酒に漬け、全身の衰弱や内臓機能の衰え・できもの・しびれ・脳卒中後の麻痺・痔疾などに使われます

 

「まあ、よくこんなに沢山の生薬を詰め込んで飲みやすく仕上げたなぁ。」

という、頭の下がる思いになりますね。

 

1-3.養命酒のアルコール度数

アルコール

アルコール度数は意外と高い『14度』です。ワインと同じぐらいの度数なんですね。

体に良いからと飲みすぎると酔っ払っちゃうので、『1回20mL、1日3回 食前又は就寝前に服用』をしっかりと守りましょう。

 

2.養命酒を実際に飲んでみた感想

なんと、こっそり弟が養命酒を購入して飲んでいたので、兄の僕も頂いちゃいました。

いつから飲んでいたのか聞くと、もう1年以上前とのこと・・・まじか。

2-1.味について

養命酒の味は『甘め』ですね。これは、養命酒にブドウ糖液が加えられているからだと思います。

特別飲みづらいわけでもなく、1回あたり20mLと少量なので、スッと飲めてしまいます。

 

2-2.飲んだ後の感想

(注:仕事中に飲んではいけません)

飲んだ後は、体がぽかぽかするというか、血の巡りが良くなった感覚がありました。

毎日養命酒を飲み続けていくと、寝覚めがよくなって肩こりなども改善している感じです。

 

効能効果にあるような『肉体疲労』の改善は僕にもみられましたね。

あと、いつもの僕は朝下痢することが多かったんですが、下痢の頻度も減っている気がします。

 

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3.養命酒を飲んではいけない人

養命酒は多くの人におすすめしたい製品ですが、残念ながら養命酒を飲んではいけない人もいます。

3-1.アルコールが苦手な人

うなだれる人

アルコール度数が『14度』と、決して低くない数値なので、アルコールが苦手な方、飲めない方にはおすすめできません。

 

3-2.妊婦、手術予定・病気治療中の人未成年

妊婦

養命酒にアルコールが入っていると知らずに服用している人もいると聞きます。

もちろん、妊婦さんは飲んではいけません。

また、手術を控えている人、病気を治療中の人なども、治療内容によっては服用してはいけないことがあります。かかりつけ医に相談してから服用するか決めましょう。

それに、当たり前ですが未成年も飲んではいけません。

 

3-4.運転をする予定のある人

車

これはもう、言わずもがな。

車・バイクを運転する前に服用してしまったら、立派な飲酒運転になってしまいます。

飲んだら絶対に乗らないようにしましょう!

 

4.まとめ

養命酒は毎日きちんと飲むことで疲労改善、弱った胃腸の改善、冷えの改善などが期待できます。

アルコールが含まれているので、子供・妊婦さん・ドライバーの方はもちろん飲んではいけませんが、それ以外の幅広い方が安心して使える医薬品です。

養命酒で疲れ知らずの毎日を目指してみてください(^^)

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ABOUTこの記事をかいた人

薬剤師・1児の父・1型糖尿病もちの『あきゆい』です。 子育てや医療費にかかるお金の不安を解消するため、資産運用にがっつり取り組んでいます。 投資、子育て、1型糖尿病、商品レビュー、ライフスタイル情報を発信中。

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