
SFC修行第1弾の2日目。
本日はクアラルンプール(マレーシア)に8時間滞在し、その日に羽田に戻ります。
いわゆる『KULタッチ』ですね。
8時間というトランジット並の滞在時間しかありませんが、モスク観光や人気の麺料理を堪能したりできて、人生初のクアラルンプール観光は結構楽しめました。
- 目次 -
1.クアラルンプール国際空港に到着

AM6:00、クアラルンプール国際空港に到着です。
早朝にもかかわらず、わりと人がいますね。
クアラルンプールでは、イミグレ(出入国管理:イミグレーション)を抜けるには、別の建物に移動しなければいけません。というわけで、無料のシャトルトレインに乗ります。

これが無料のトレイン乗り場です。数分待っているとすぐに電車が来たので、待ちぼうけになることはなさそうです。
海外旅行に慣れていないと、
「イミグレってどこやねん!」
ってなりそうですが、人の流れについていけばイミグレまで迷うこともなく到着できるので心配いりません。

イミグレ前には掲示板で、旅行者別にどのレーンに並べば良いのか書かれているので、それに従って並びましょう。
今回はビジネスクラスで到着したので、優先レーンに並びました。
ビジネスクラスでPREMIER LANEチケットを貰えるので、これを入国審査官にパスポートと一緒に渡しましょう。

ちなみに、クアラルンプール空港のイミグレは激混みになることが多いとの話を聞きましたが、早朝ということもあってか優先レーンに限らずどこも人はまばら。
早朝便であればそれほど待ち時間無く入国審査を終えられそうでした。
2.さっそく電車で市内へ
2-1.KLIAエクスプレスへはエレベーターが便利
イミグレを抜けたら、さっそく市内へ繰り出すためKLIAエクスプレス(KLIA ekspres)に乗ります。
KLIAエクスプレスへの行き方はとっても簡単。初心者でも迷うことなく行けます。
まずは到着口から出て右に歩いて行きましょう。

大きなエレベーターがあるので、これで1階まで降ります。

このピンクの看板『KLIA ekspres』が目印です。
エレベーターを出てすぐ右がKLIAエクスプレスの改札口です。

KLIA→KLセントラル間の所要時間は約28分で、クアラルンプールの町並みなどを眺めているとすぐ着いてしまいます。
2-2.KLIAエクスプレスの乗車チケット購入方法

KLIAエクスプレスの乗車チケット購入方法は、
- 現地の窓口で購入
- 現地の自動券売機で購入
- 事前に公式サイトでeチケットを購入
の、3パターンがあります。
ただ、このKLIAエクスプレスの運賃が結構高くて、KILA(空港)-KLセントラル(中央駅)間の往復運賃が100RM(約2,746円)します。
1回の食事に300円程度しかかからないマレーシアの物価から考えると、めっちゃ高い!
クレジットカードで購入しよう
そこで、おすすめの購入方法は『自動券売機での購入』か『公式サイトで事前に購入』のどちらかです。
KLIAエクスプレスのチケットは『自動券売機』か『ネットの事前購入』でクレジットで購入すると、10%オフの90RM、マスターカードなら20%オフの80RMになるので、断然お得になります。
窓口ではクレジットカードでも割引されないみたいなので、現地購入するなら『自動券売機』1択ですね。
改札付近で購入することもできますし、イミグレを抜けたあとにも自動発券機があってそちらで購入することもできます。
もしくは、『公式サイトからeチケットを事前購入する』場合は、日本で手続きが完了できるので、現地の自動販売機の操作が不安な場合はこちらがおすすめです。
僕は現地でオロオロしたくなかったので(笑)、事前にネットでeチケットを購入、印刷して乗車しました。特に何事もなくすんなり通れましたよ。
3.KLセントラル駅に到着
3-1.とりあえず、帰りの列車の時刻表を確認
一人旅は時間のマネジメントが大事。
帰りの列車に乗り遅れて飛行機を逃したら最悪ですから、KLセントラルに到着したら、まずは帰りの時刻表を確認しておきましょう。
KLIA行きの時刻表は、KLIA行きの改札口付近(到着口と離れています)にあるので、迷わずたどり着くためにも一度確認しておくことをおすすめします。

昼間は20分間隔の運行になっていました。
今回は空港のラウンジにも寄れる、もしくはトラブルがあって遅れても大丈夫なように、12:00の列車までに帰ってくることにしました。
3-2.バックパックやスーツケースはコインロッカーを利用しよう

KLセントラル駅に到着したら、重いバックパックやスーツケースをコインロッカーに預けてしまいましょう。
僕は、バックパック+街歩き用サブバックでSFC修行をしているので、このKLセントラル駅のコインロッカーに大きなバックパックを預けました。
ちょっと話が逸れますが、SFC修行で使っているバックパックは、TUMIのAlpha Bravo「ルーク」です。
普段は子供のおむつや着替えを入れるいわゆる『パパバッグ』として使っています。
え?もったいない?
いーんです。見た目が良くて、おむつなんて入ってない感が逆に気にいっています。笑
ロールトップになっているので容量調節もでき、2泊3日程度の荷物ならコレ1つでまとまります。
そして、サブバッグは当時2400円で購入したショルダーバッグ。
容量もあって、ほどよい見た目とバックルでスリ対策もバッチリ。
ガシガシ使えるコスパ抜群な街歩きバッグです。かなり優秀。
3-3.KLセントラルのおすすめコインロッカーは『2階』!
では、本題に戻って、コインロッカーの場所ですが、自分が発見できたのは3つ。
KLIAエクスプレスの改札を抜けて右手奥にある『ホテルやMRTへ行くためのエレベーター横のロッカー(コインロッカー①)』、

係員のおじさんが常駐している『構内の中央階段・エスカレーターを登った2階のロッカー(コインロッカー②)』、

『KLIAエクスプレスの空港行き改札付近のロッカー(コインロッカー③)』(写真なし)です。
今回は、コインロッカー①を利用しましたが、KLセントラルのコインロッカーは、顔認証でムダにハイテクなので係員などもいないコインロッカー①は初見では戸惑うかもしれません。
これが顔認証の様子・・・

画面に自分の顔が入るように撮影するんですが、いきなりこれが出てくると戸惑いますよねw
僕は案の定、右往左往しました。
なので、係員のおじさんが常駐している2階の『コインロッカー②』をおすすめします。
では、なんでコインロッカー①を利用したか?
それは、
「2階にもコインロッカーがあるって、2回目のSFC修行で知った」
からです・・・。
はい、情報収集不足ですね。
後で聞いた話ですが、2階のコインロッカーがKLセントラルのコインロッカーのメインオフィスだそうです。
「他のKLセントラル構内のロッカーでトラブったら、2階のロッカーの係員に言いに行けばOK」とのことでした。(KLセントラル駅インフォメーションセンターのお姉さんが教えてくれました)
繰り返しますが、コインロッカー②は2階に上がってすぐ左手に見えるので、迷わずたどり着けると思います。
何はともあれ、KLセントラルでバックパックを預けて身軽になったので、さっそく観光に繰り出します。
4.いざ、モスク観光へ

初クアラルンプールでの観光は、イスラム文化の象徴『モスク』の見学に行きました。
クアラルンプールだけでも有名なモスクは数多くありますが、今回は『国立モスク(MASJID NEGARA)』に立ち寄ってみました。
4-1.国立モスク(MASJID NEGARA)の特徴
KL市内で気軽に立ち寄れる、ステンドグラスの美しさが評判の国立モスク
市内中心部にあるKTMクアラルンプール駅や、LRTパサール・セニ駅から徒歩圏内にある8,000人収容の大規模な国立モスクは、KL市内から気軽に立ち寄れるモスクとして、観光客にも大変人気のスポットです。クアラルンプール駅の外側から反対車線までは地下道が通っているため、日中は駅から歩いて行くのもオススメです。(引用:マレーシアマガジン)
初の観光を国立モスクにした理由は、『KLセントラル駅から一番近いモスク』だからです。
KLセントラル駅からLRTで1駅の『パサール・セニ駅』から徒歩圏内にあるモスクなので、時間がない旅行者にもうってつけです。
4-2.最寄りのパサール・セニ駅へ
国立モスク最寄りのパサール・セニ駅へは、KLセントラル駅からLRTで向かいます。
まずはLRT改札の自動券売機でトークンと呼ばれるコイン型の切符を購入。
券売機では高額紙幣が使えないので、なるべく細かい紙幣(1~5RM)を用意しておきましょう。

英語表記にして、LRTの『Pasar Seni』を選択すると購入完了です。
トークン、ゲットだぜ。

言っちゃあ悪いですが、見た目は子供のおもちゃみたいですね。
このトークンを改札に “ピッ” っとかざせばOKです。
このまま、LRT線のプラットフォーム1を登っていきます。

エスカレーターを登っていくと
・・・
ホームが大混雑!!

なんじゃこりゃ。
平日の8時だから通勤ラッシュだったんでしょうか?
とても1本目の列車では車内にたどり着けない感じ・・・。

とりあえず2~3本待って、無事乗車できました。5~10分おきに電車が来てくれたので良かったです。
しかし、今回初めてクアラルンプールのローカル線に乗りましたが、列車内もキレイだし、ローカルの人たちもちゃんと2列で並んで待っているのに驚きました。
東南アジアの列車のイメージで、勝手にこんなん想像していたので。(マレーシアの方、気を悪くされたらすみません)

photo by Guillermo Fdez
クアラルンプールは想像以上に近代化していて、イメージが一気に変わりましたね。
そして、無事パサール・セニ駅に到着。
ミネラルウォーターを改札付近のコンビニで購入しました。

マレーシアはとにかく暑いので、水分はこまめに摂ったほうが良いですね。
のどを潤して、国立モスクを目指します。
4-3.それでは、国立モスクに行ってみよう
『国立モスクはパサール・セニ駅からちょっと歩けば着く』というネット情報+Google Mapを信じて、国立モスクを探します。
パサール・セニ駅の改札を出たらまっすぐ降りず、左の通路へ進んでいきます。

僕が訪れた2018年4月は駅が工事中でしたが、時折『Masjid Negara』と書かれた案内が貼られているのでそれに従って進んでいきましょう。

さらに進んでいくと、立体駐車場に出るのでそこを1階まで降りました。
そして駐車場から出て、めっちゃローカルな雰囲気の通りを進んでいきます。

「本当にこの道で合ってるんかしら?」
と、内心ドキドキしながら進むこと5分、ちゃんと国立モスクが見えてきました。
・・・
でもその前に、
車がビュンビュン走っているロータリーを横切ります。

これは結構びびります。
行ける!・・・行けない。
行けるっ・・・!行けな~い。
を何度か繰り返し、なんとか轢かれずに渡りきりました。東南アジアの道路横断は、ほんと初心者泣かせです。
そして、お目当ての国立モスクにようやく到着!

荘厳な雰囲気です。
外観も美しいですが、国立モスクの内観はもっとすばらしい。

ピカピカの床と幾何学模様の壁が続きます。

この国立モスク一番の見どころは、礼拝堂です。

他の外国人観光客が思わず「Beautiful・・・」と漏らしていたほど美しい青色のステンドグラスを見ることができます。「来てよかった」と思えること間違いなしですよ。
5.ドライパンミーの人気店を訪問
国立モスク観光が終わったら、早めのお昼を食べに行きます。
お目当ては、『ドライパンミー(マレーシア風まぜそば)』。
クアラルンプールでも美味しいと評判の『Jojo Little Kitchen』に行きました。

『Pasar Seni駅』からMRTで『Taman Mutiara駅』まで行き(約20分程度)、そこから徒歩5~10分ほどで着きます。
店内は清潔感があって入りやすい雰囲気。

1人と伝え、適当に着席すると店員さんが注文をとりに来てくれます。
気になるパンミーのドライを選択(確かメニューのN8だった)。麺の種類を聞かれるので、『Thin(平たい麺)』を選択。
飲み物も聞かれましたがよくわからず、一番安全そうな(笑)Green Teaにしました。
ほどなくしてお目当てのドライパンミーが運ばれてきました。

美味そう~!
半熟卵、イカンビリス(カリカリに揚がったじゃこ?)、肉味噌、チリをまぜまぜしていただきます。

うん、間違いない。
肉味噌や半熟卵が平打麺によく絡みます。イカンビリスのカリカリ食感もナイス。チリ(唐辛子の赤いやつ)がめちゃ辛いので入れ過ぎ注意ですね。
飲み物+ドライパンミー合わせて12.6RM(約350円)。めっちゃ安い。
ちなみに、お会計はテーブルチェックです。店員さんにペンでメモを書く仕草をすれば、会計の紙をもらえます。
これ書いてたらまた食べたくなってきた~。いつかまた行きたいですね。
6.マレーシア空港ゴールデンラウンジも利用してみた
JoJoでドライパンミーを堪能したら、最後はマレーシア国際空港のラウンジを訪問することにしました。
ひとまずMRTでKLセントラル駅に戻ります。

近代的な電車ですね。ホームも車内もきれいだしMRTは結構好きです。
KLセントラルに到着し、KLIAエクスプレスに乗車します。

KLIAに到着。出国手続きを済ませるためANAカウンターへ。

帰国便はプレミアムエコノミーを予約していますが、ANAプレミアムエコノミー以上のクラスでは『マレーシア航空のラウンジ(ゴールデンラウンジ)』を使用することができます。
早速行ってみましょう。
ここがゴールデンラウンジ。入り口からして広いです。高級感もありますね。

エントランスからの廊下。

左手にはバーカウンターがあります。お酒はここで注文しましょう。

ひとまず、ビールを注文。やっぱり旅のビールは格別ですね。

お次はゴールデンラウンジのメインフロアへ。バーカウンターで注文したお酒を持ち込むことも可能です。

とりあえず、めっちゃ広い。
中央にキッチンがあり、バイキング形式で料理が置かれています。パスタなどを注文することもできます。
軽くつまみながら、ゆっくりくつろぐことができました。

マレーシア航空ゴールデンラウンジは、クアラルンプール空港でのANA指定ラウンジとなっています。
プレミアムエコノミー以上の予約クラスの人なら誰でも利用できますので、フライト前の待ち時間にぜひ利用したいですね。
7.ANAプレミアムエコノミーで帰国
ゴールデンラウンジでくつろいでいると、搭乗時刻が迫ってきました。
ANAのプレミアムエコノミーで帰国します。
初めてプレミアムエコノミーに乗りましたが、足元はこんな感じ。

『めちゃ広』というわけでもないですが、身長180cm以上の筆者でも膝が前のシートに当たりません。広さとしては十分といった印象ですね。
最前列はもっと広いので、フットレストが不要な場合は最前列の予約が良さそうです。
とりあえずスパークリングワインを注文。

プレミアムエコノミーの特典として、これら通常のお酒以外にビジネスクラスで提供されるアルコール類も注文することができます。
このあと、ビジネスクラスのシャンパンや白ワインなどいただきました。
ちなみに、ビジネスとの超えられない壁(カーテン)もお楽しみいただけます。笑

プレミアムエコノミークラスは、ビジネスクラスと比較すれば快適性は全然違いますが、シートピッチが広く、枕などのアメニティもあり、ビジネスクラスの飲料やデザートが堪能できるところがポイントですね。
5~6時間を超えるフライトならプレミアムエコノミーを選択するメリットは十分ありそうです。
7.帰国~羽田空港で野宿
無事、羽田空港へ到着。
到着ロビーにあるTIATシャワールームを利用します。

利用料金は30分:1030円。高いと感じるかは人それぞれですが、到着後に使えるシャワールームは貴重です。
シャワーを浴びたあとは羽田空港国際線のベンチで野宿します。
今回は1Fローソン前のベンチに落ち着きました。

コンビニ・トイレも近く、警官も巡回しているのでセキュリティ面も大丈夫そう。終始明るくて人の往来も比較的多いですが、アイマスクをして寝れば気になりませんでした。
ここは国内線ターミナル行きのバス発着所の前なので、翌日の石垣島タッチ修行を控えている自分にはうってつけでした。
では、長くなってきたのでSFC修行2日目はこのへんで終了。
次回は、SFC修行3日目『石垣島タッチ』です。割と行き当たりばったりの旅になりました。
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