
共働き世代に憧れの家電の1つ「ロボット掃除機」。
我が家も、パナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)MC-RS800-W」を購入しました!
購入のキッカケは、妻の「掃除の回数を減らしたいからどうしても欲しい!」という強い希望(鶴の一声)。まぁどこの世帯もそんなもんでしょう 笑
価格は10万円以上(2018年2月現在で最上位機種)しましたが、使用した感想はおおむね良好です。ただ、使って初めてわかる部分もチラホラあります。
数回使ってみて、良いところとダメなところ(改善してほしいところ)が見えてきたので、まとめてみようと思います。
- 目次 -
1.RULOってどんなの?

RULO(ルーロ)はパナソニック製のロボット掃除機です。
三角形の形が他のメーカーには無い存在感を出していますね。効率よく掃除するために、三角の形に行き着いたようです。
「ルーローの三角形」によって、部屋のスミまでブラシが入り込み、本体を左右に振りながら動くので、しっかりとゴミをかき出すことができます。また、壁ぎわを検知して走行するので、ゴミがたまりやすい壁ぎわを徹底的に掃除します。(引用:RULO 【特長1】 独自の三角形状(ルーロー形状)で、部屋のスミや壁ぎわのゴミまでよく取れる)
3機種がラインナップされており、我が家が購入したのは最上位グレードの『MC-RS800』です(2018年2月現在)。
わざわざ『MC-RS800』にしたのは、人工知能『RULO AI8.0』によって自分の位置をRULO自身が認識してくれる機能が搭載されていることが理由です。
人工知能「RULO AI 8.0」とは
カメラセンサーによるSLAM技術で自己位置を認識、搭載された「障害物検知センサー」「ハウスダスト発見センサー」などから得る情報を瞬時に収集・解析し、行動パターンを自動制御します。(引用:Panasonic)
『RULO AI8.0』のおかげで掃除時間の短縮(50分→25分)と稼働面積がアップ(30畳→120畳)しています。
我が家はマンション(ワンフロア)なので、部屋マップを作成して効率よく掃除してくれる機能がある『MC-RS800』がベストとなりました。
2.良いところ

部屋マップが作れる(MC-RS800のみ)
『MC-RS800』には、人工知能「RULO AI 8.0」が搭載されています。
ついにロボット掃除機にもAIが載ってきましたよ。
RULO AI8.0とは、カメラによる自己位置認識機能と走行履歴から『部屋のマップを作る』機能です。他にもゴミの多い部分も記録して、次回から重点的に掃除してくれるそうです。
試しに走らせてみるとこんな感じに出来あがりました。

完璧な部屋マップとまではいきませんが、おおむね良好です(部屋の一部が大きく欠けている場所は、テーブルだったりソファーだったり)。
ちなみに色の濃い部分が、ゴミの多かったところですね。
ただ、何かの拍子に認識していないと思われる部分もあるのもあるので、さらに回数を重ねることで人工知能が学習していくことを期待します。
動作音が(比較的)静か
RULOを作動させてみて思ったのは『わりと音が小さい』ということ。実家にルンバがありますが、それと比較しても小さく感じます。
RULOの動作音が小さいというのは主観的なものではなく、実際に検証した結果でも同様のデータがあました。
■超静音RULO ダイソンは吸引力が仇ルンバはブースト機能が玉に瑕
カーペットおよびフローリング掃除中の動作音テストでは、騒音計で音を測定。それぞれの場所を5点満点で採点し、2カ所の合算値で評価しました。
ここで意地を見せたのがRULO。実測値はカーペット、フローリングともに約60dBと全体的に静かな印象で、あまり音が気になりませんでした。
次に静かだったのは、カーペットが約80dB、フローリングが約70dBと6点だったルンバ。床の動作音は通常の掃除機と同等の大きさといえます。(引用:excite.ニュース)
RULOはメジャーなロボット掃除機の中でも動作音が小さいようですね。掃除機より静かという結果に。
動作音は、外出中に稼働させる場合にはあまり関係ありませんが、在宅中に動作させるときには音が小さい方が圧倒的にストレスが少なくなります(1回稼働させると数十分動き続けるので)。
スマホで操作できる(MC-RS800のみ)
最上位機種のMC-RS800のみ、スマホで操作できます(他の機種でもリモコン操作はできます)。
スマホでポチッとするだけで外出先であっても全自動掃除を開始してくれるので、地味に便利。
また、RULOを一度全自動で稼働させて部屋マップを作成しておけば、次回からは入ってほしくない部屋をスマホ操作だけで設定することができるようになります。

ルンバなどでは部屋侵入防止機能にためにバーチャルウォールという端末を床に置かなければいけないので、全てスマホで完結したい人にはRULOのほうが合っていますね。
三角形の形がかわいい
まぁこれは完全に主観です。笑
一応、この三角形には設計上の深い意味があるようで・・・効率よく動けるらしい。(細かいことはわかりません汗)
「ルーローの三角形」とは、運動学の父と呼ばれる19世紀のドイツの機械工学者「フランツ・ルーロー」が開発した定幅図形です。回転したときの径が変わらないので、正方形に内接して回転できます。
RULOって名前は『ルーローの三角形』から取っているんですかね?
何はともあれ、RULOってぱっと見は変な形ですが、せっせと掃除しているのを見ているとヘンテコな三角形が逆にかわいく思えてくるから不思議。
3.ダメなところ
掃除エリアの設定が大雑把
RULOはスマホで掃除エリアの設定ができるものの、2箇所以上の掃除範囲を同時に指定することはできません。

掃除範囲を四角で囲むだけなので、たとえば『今日はリビングと寝室だけ』みたいな掃除範囲の設定は一度にできないみたいです。(掃除エリアを何個か設定して、エリアに分けてRULOを起動させればいいのかもしれませんが、面倒で設定していません)
スリッパを認識しない時がある
ちょっと困ったのが、軽くて高さの低いものが床にある場合、RULOが押して場所を変えてしまったり、乗り上げてしまうこと。
その代表として『スリッパ』があります。
一応、認識して避けてくれるんですが、たまに失敗してスリッパを押しながら進んでいたり、乗り上げていたりします。玄関付近にスリッパを置いていると乗り上げた拍子に玄関にRULOが落ちていたことも。
外出するときはスリッパを床に置きっぱなしにせず、閉まっておかないといけません。
本体・消耗品の価格が高い、耐久性が不明
本体の価格が高い!
まあ、最上位機種でなければもう少しお安くなりますが。もう少し価格が下がってくると買いやすくなるんですけどね。
それに、ロボット掃除機の消耗品も結構値が張るんですよね~。
RULOに限らずロボット掃除機はブラシなどがすぐダメになるという口コミを目にすることがあります(真偽は不明)。購入して間もないので実際の耐久性はまだわからないのですが、今後の経過を見ていきたいと思います。
4.まとめ ~共働き世代の購入は『あり』~

RULOを購入してみて、良いところ、悪いところありますが、総じて満足度は高いです。
もちろん、『スマホ操作でいろいろ設定したい人』『できるだけ静かなものがいい人』『部屋の隅のゴミも逃したく人』にはRULOがおすすめです。
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