
【2017年10月14日に更新しました】
最近、交通トラブルでの事故が問題になっています。
そんなとき、役に立つのが「ドライブレコーダー」。
ドライブレコーダーは、取り付けるだけで事故や煽り運転などのトラブル回避に一役かってくれる優れもの。迷っているなら、ぜひ取り付けることをおすすめします。
でも、数あるドライブレコーダーの中で、どれを選べばいいのか迷いますよね。
そんな、ドライブレコーダーの選び方と、おすすめの5品をご紹介します!
1.ドライブレコーダーの賢い選び方とは
1-1.最優先は「画質」、フルHD以上を選ぼう

ドライブレコーダーで一番重視すべきは、カメラの「画質」です。
ドライブレコーダーは、「相手のナンバーが読み取れるかどうか」が最も大切なこと。
画質の悪いドライブレコーダーを装着していると、肝心の部分が読み取れなかったりして役にたたない事があります。
ですから、解像度はフルHD以上を選びましょう。また、夜間の画質もキレイに映るタイプがおすすめです。
これは筆者の友人の体験談ですが、
「夕暮れ時にメーカー純正のドライブレコーダーを装着した車を運転していた際、猛スピードで当て逃げしてきた車の映像を警察に提出したところ、相手側のナンバーが読み取れなかったため警察も積極的には動いてくれず、結局泣き寝入りした。」
という話を聞きました。
やっぱり、夕暮れや夜間でも鮮明に映る画質の良いものを選ぶこと大事です。
1-2.画角(視野角)は広いものを選ぶ

画質の次に優先すべきは、カメラの画角(視野角)です。
交通事故の際、多いのは正面(または真後ろ)からの追突ですね。これであれば、画角は関係ありません。
しかし、斜めから車が接近して事故を起こしたケースというのもよくある話。この場合では、ドライブレコーダーの画角が狭いものを使用していると、肝心の部分が撮影できていない可能性があります。
ですから、画角は最低でも108度以上、できれば120度以上のものを選ぶと良いです。
1-3.「駐車監視機能」はあると便利

ドライブレコーダーは走行中だけでなく、駐車時の「当て逃げ」対策を目的とした「駐車監視機能」付きのモデルが発売されています。
駐車監視機能には、バッテリーを搭載して常時録画しているもの、衝撃を感知して作動するもの、周囲の動くものを検知して録画するもの、など色々なタイプが有ります。用途に合わせて選びましょう。
「駐車監視機能」はドライブレコーダーは犯罪抑止にも効果的な、ありがたい機能ですね。
1-4.西日本では、LED信号対応機能付のものを選ぶ

西日本では電力周波数の関係で、LED信号機の点滅と撮影のタイミングが重なり、ドライブレコーダーが信号の色を識別できない場合があるようです。
そうすると、信号無視などの証拠映像としての信頼性が落ちる可能性もあるので、西日本の方はLED信号対応機能付きを選ぶと安心です。
2.おすすめドライブレコーダー5選
超高機能も良いのですが、価格が高すぎるのも考えもの。新製品の中から、性能と価格のバランスが良い製品だけを厳選してご紹介します。
① コムテック ドライブレコーダー ZDR-015(前後2カメラ)

コムテックZDR-015の特徴は、フロント/リアカメラ共に200万画素の高精細カメラを搭載しているところ。
フロントカメラにはWDR/HDR処理が施されており、白飛びや逆光にも強い圧巻の高画質で、昼夜問わずはっきり撮影できます。200万画素を採用したリアカメラも、負けず劣らずキレイです。
フロントとリアカメラセットなので、お得に購入できる点もポイントです。
下の動画は夜間撮影したもの。
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- 画素数:200万画素(フロント/リア)
- 水平画角:112°
- 垂直画角:84°(対角140°)
- フレームレート:29fps
- 動作温度範囲:-10℃~60℃
- 駐車監視機能:あり
- LED信号対応:あり
- その他:安全運転支援機能 、HDR/WDR処理、GPS機能付き
② コムテック ドライブレコーダー ZDR-014

コムテックのフロントカメラのみのモデルです。
先程のZDR-015(前後2カメラ)と同等の性能で、画角はこちらのZDR-014のほうが広く「水平120°、垂直63°(対角145°)」まで撮影できます。
もちろん、カメラはWDR/HDR処理が施されており、白飛びや逆光にも強くて高画質であることに変わりないので、リアカメラセットが必要ない場合はこちらを選んだほうが良いですね。製品の大きさもコンパクトで、カメラを目立たせたくない方にもおすすめです。
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- 画素数:200万画素
- 水平画角:120°
- 垂直画角:63°(対角145°)
- フレームレート:29fps
- 動作温度範囲:-10℃~60℃
- 駐車監視機能:あり
- LED信号対応:あり
- その他:安全運転支援機能 、HDR/WDR処理、GPS機能付き
③ ユピテル ドライブレコーダー DRY-WiFiV3c

WiFiでスマホに撮影した動画を転送できるのが特徴です。旅の記録として友人とシェア・SNSにアップ出来る点が嬉しいですね。
画質も申し分なく、300万画素CMOSセンサーと、HDR処理によって、相手のナンバーもバッチリ確認できます。
小型なので、フロントカメラだけでなく、高画質な「リアカメラ用」としてもう1台追加しても違和感なく使えておすすめです。
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- 画素数:300万画素
- 水平画角:101°
- 垂直画角:63°(対角145°)
- フレームレート:10、30コマ/秒
- 動作温度範囲:0℃ ~60℃
- 駐車監視機能:あり
- LED信号対応:あり
- その他:WiFi機能、HDR処理、GPS機能付き
ちなみに、似たような大きさの製品として、コムテックのZDR-013もあります(WiFi未対応)。液晶がないのでリアカメラ用としてはこちらのほうが適しているかも。
④ PAPAGO! GoSafe 372V2 GS372V2-16G

「フロントガラスにドラレコつけるの嫌だ」という方にオススメなのが、ルームミラーに取り付けるタイプのドライブレコーダーです。
ちなみに、PAPAGOは台湾のメーカーですが、ネット上での口コミ評価も高く、なおかつ性能もかなり良いので安心して使えるメーカーです。
性能面では、350万画素CMOSセンサーを採用し、HDR処理もしているので逆光や夜間もはっきり見えます。
また、PAPAGO! GoSafe 372V2の特徴として、ワイドミラー・防眩ミラー加工処理によってミラー自体の性能もアップできること、道路標識を認識して速度超過警告などをしてくれる点が挙げられます。
夜間性能は下の動画を参考にしてください(音量注意)。
- 解像度:1920×1080(フルHD)
- 画素数:350万画素
- 水平画角:110°
- 垂直画角:68°(対角130°)
- フレームレート:30/60fps
- 動作温度範囲:-20~70°C
- 駐車監視機能:あり
- LED信号対応:あり
- その他:HDR処理、GPS機能付き、速度制限標識警告
⑤ ユピテル プレミアムドライブレコーダーDRY-ST7000c

最後は、ユピテルの最上位モデルです。
特徴は、フルHDを超える「QUAD HD(約350万画素)録画」ができること。さらに、画角も水平120°、垂直63°(対角145°)とかなり広い範囲を撮影できます。
さらに、アクティブセーフティ機能として「先行車の発車、先行車との接近のしすぎ、走行車線のはみ出し」などをアラート音で知らせてくれます。最近の車には、安全機能として標準で搭載されるようになってきた感はありますが、普及しているとまではまだまだ言えないので、ついていると嬉しい機能でもあります。
動画を見ても、さすが最上位モデルだけあって綺麗ですね。
- 解像度:2560×1440(QUAD HD)
- 画素数:350万画素
- 水平画角:120°
- 垂直画角:63°(対角145°)
- フレームレート:30コマ/秒
- 動作温度範囲:0℃ ~+60℃
- 駐車監視機能:あり
- LED信号対応:あり
- その他:HDR処理、GPS機能付き、アクティブセーフティ機能
3.煽り運転抑止に効果的なアイテムは?
「ドライブレコーダー搭載車」ステッカーを取り付ける
ドライブレコーダーは高い・・・と躊躇している方におすすめなのが、「ドライブレコーダー搭載車」ステッカーを貼ることです。
これだけでも、煽り運転に効果的と多くの人が口コミで書かれています。
一般的なのは、シートタイプのステッカーですね。
車に直接貼りたくないという方は、マグネットタイプもおすすめです。
オリジナルステッカーを作成して貼っている方もいるようです。
あおり運転対策にはドライブレコーダーが有効。でも予算的にムリな人は、これ!!
『ドラレコ搭載ステッカー』
前後それぞれに貼りましょう pic.twitter.com/wP0gFdAw3S
— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@GTT214) 2017年10月12日
かっこいいですね~!
このようなステッカーは「みんカラ」でよく見かけますが、「オリジナルステッカー工房 Sheet Magic」というサイトで作成されているようです。
(ただ残念ながら、SheetMagicさんは2017年10月14日現在、新規の注文を受け付けていない模様)
4.まとめ ~ドライブレコーダーで、みんなが安心~
いかがでしたか?
ドライブレコーダーを搭載していると、事故やトラブルに巻き込まれたときの安心感が違いますね。また、ドライブレコーダーで記録しているという意識から、運転も自然と安全運転になるというメリットあります。
運転者だけでなく同乗者も安心できるアイテムなので、ぜひ検討してみてください。
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