自転車保険(個人賠償責任保険)の補償額は「1億円」必要って本当!?

自転車保険、入っていますか?

自転車に適応される保険は、「個人賠償責任保険」という名前の保険なのですが、もし個人賠償責任保険に加入していない or 補償額が少ない人は要注意!

万が一、自転車で事故を起こしたときに多額の賠償金を背負う可能性があるんです。

その必要な補償額は、なんと「1億円」にもなるとのこと。

自転車を乗るなら必須の「個人賠償責任保険」で必要な賠償金になぜ「1億円」必要なのか、その理由をまとめました。

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1.自転車事故の賠償額、相場はいくら?

1-1.自転車事故の賠償額、過去最高額は「9500万円」!

自転車事故は年々増えています。

その自転車事故で問題となっているのが、事故を起こした人(加害者側)が負担する賠償金

なんと!

過去の判例では、最大9500万円の支払い命令がでた事例があります。

母親驚愕 「息子の自転車事故の賠償金9500万円」の“明細”は…

当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は7月4日付で、少年の母親(40)に約9500万円という高額賠償を命じた。5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価する。ただ、子を持つ親にとって、1億円近い賠償を命じた今回の判決は、驚愕でもあり注目を集める。9500万円の内訳はどうなっているのか。一方で、保険加入義務がない自転車の事故をめぐっては、高額な賠償命令が出されるケースも多く、自己破産に至る例も少なくないという。こうした中、自転車の保険制度拡充を目指した動きも出始めている。(引用:MSN産経ニュースwest

子供が引き起こした事故で9500万円・・・親としてはやりきれない思いですね。

このような高額賠償となってしまった理由として、

  • 被害者側の将来の介護費用:約3940万円
  • 事故で得ることのできなかった逸失利益:約2190万円
  • ケガの後遺症に対する慰謝料:2,800万円

と、されています。

自転車の事故は軽く考えられがちですが、人の命にかかわる重大な事故も起きていることを再確認しなければいけません。

 

1-2.自転車事故で自己破産するケースもある

最高額9500万円の他にも、数千万円の損害賠償を命じられた事故がたくさんあります。

【賠償額 (※):事故の概要】

9,266万円男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。(東京地方裁判所、平成20年6月5日判決)

3,730万円:Y運転の自転車が信号機による交通整理の行われていない三叉路の交差点を左折した際、対向進行してきたA(70歳、男性、年金生活者)運転の自転車と衝突した。YとAは転倒し、Aは脳挫傷、脳内出血、急性硬膜下血腫の傷害を負った。病院で緊急手術をしたものの植物状態に陥り、事故の1年4ヶ月後に入院したまま慢性気管支炎を発症したことにより肺炎を併発し死亡した(平成14年6月11日大阪地裁判決)

3,140万円:男子高校生が自転車で歩道から交差点に無理に進入。保険勧誘員の女性(60才)が運転する自転車と衝突して転倒させた。女性は頭蓋骨骨折で病院に搬送されたが九日後に死亡しました。(平成14年2月15日さいたま地裁判決)

カカクコム・インシュアランス調べ(引用:価格ドットコム

被害者側・加害者側双方の人生に大きな影響を残してしまう自転車事故。

1億円なんて一生かかっても払いきれるかわかりません。

増え続ける高額賠償に耐えきれず、自己破産するケースもあるとのこと。恐ろしい・・・。

 

1-3.自転車保険(個人賠償責任保険)の補償額は1億円が妥当

自転車事故の裁判事例を振り返ると、やはり1億円は賠償額として必要ということがわかりますね。

自転車保険(個人賠償責任保険)は、自動車保険とは違って月々数百円で加入できるものがほとんどなので、是非入っておきましょう。

しかし、保険に入るといっても、単独で加入する必要はほとんどありません。

個人賠償責任保険は自動車保険の特約や、クレジットカードの付帯保険、火災保険の特約などに追加して加入することが出来るので、今の保険やクレジットカードの契約状況を確認してみることをおすすめします。

 

2.自転車は「危険」な乗り物と再確認しよう!

2-1.乗り手のモラルやマナーを再確認しよう

万が一に備えて自転車保険(個人賠償責任保険)に入っておくことは必要です。

ですが、自転車保険で賄えるのは加害者側の経済的損失だけ。被害者側の苦痛や命までは、保険で肩代わりできません。

一番大事なことは自転車に乗る人それぞれが、自転車は危険な乗り物なんだ」と意識して事故を起こさないモラルやマナーを再確認することが大事です。

 

2-2.自転車に乗る子供には、親が責任をもって指導を!

自転車事故の年齢別内訳を見ると、24歳以下が全体の約4割を占めていることがわかっています。

さらに、16歳~19歳の事故の割合が非常に高いそうです。高校生による自転車事故の割合が一番多いとも言えますね。(確かに、高校生の自転車運転でヒヤッとしたことが僕もあります・・・)

特に、子供が起こした事故で他人が死傷した場合、「子供自身はもとより、親も一生重い十字架を背負う可能性がある」ということを再確認しましょう。

そうならないためにも、親が責任を持って子供に自転車に乗る際の心構えを教えるようにしたいですね。

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