【着用は義務?安全性は?】子供の自転車ヘルメットの正しい選び方とは

最近、自転車に対する取り締まりが厳しくなっていますね。

道路交通法では「児童・幼児を保護する責任のある者は、児童・幼児を自転車に乗車させるときはヘルメットをかぶらせるように努めること」と定められています。

現時点(平成29年8月現在)ではヘルメットをかぶっていなくても罰則はありませんが、ヘルメットをかぶっていなかったために大怪我や死亡事故が起きているのも事実です。

やはり、ヘルメットは子供の命を守る大切なもの、しっかり選んであげたいですよね。でも、たくさんあるヘルメットの中から、正しいヘルメットの選び方がわからない方も多いのでは?

そんな悩めるヘルメット問題を解決するために、子供用ヘルメットの正しい選び方をご紹介します。

 

スポンサーリンク

1.子供にヘルメットが必要な理由

1-1.子供のヘルメット着用は努力義務

道路交通法では、「児童・幼児を保護する責任のある者は、児童・幼児を自転車に乗車させるときはヘルメットをかぶらせるように努めること」と定められています。

完全な義務・・・ではなく、『努力義務』なんですね。ですから、もしヘルメットを着用していなくても、罰則はありません。

しかし、「じゃあ、ヘルメットをかぶらせなくても良い」という訳ではありません。ヘルメットの有無で、万が一自転車事故に遭ったときのリスクが全然違うんです。

 

1-2.ヘルメット未着用では、自転車事故死亡率が約4倍!

なんとなく煩わしく感じるヘルメットですが、自転車事故が起きた際の死亡率が、ヘルメット着用の有無でなんと4倍も差がでたという結果があります。

 

● ヘルメット着用・非着用における死亡率

万が一の事故の際、ヘルメットが脱げないように正しく着用していれば、死亡率を1/4に減らすことができます。

ヘルメットの有無で、これだけ大きな差が開いた理由として、自転車で頭を怪我する割合が、全体の64%にもなるためと考えられています。

 

● 自転車事故で、頭部を損傷する割合は64%!

自転車から投げ出されると、頭から落ちてケガをしやすいということがよくわかりますね。

やはり、ヘルメットの着用は大事です。

 

2.自転車用ヘルメットの正しい選び方

2-1.頭の大きさを年齢別に確認

子供用品を選ぶ時、「どうせすぐ大きくなるから・・・」と大きめのサイズを選んだりしていませんか?

ヘルメットは頭の大きさに合ったサイズを選ぶことが肝心です。万が一、自転車から子供が落ちた時、ヘルメットが脱げてしまっては意味がないですからね。

また、『あごひも』や『頭部アジャスターひも』で頭の大きさに合わせてずり落ちないよう微調整できるものがおすすめです。

 

● 年齢別・頭のサイズ一覧表

年齢頭のサイズ
3~6ヶ月42~44cm
6ヶ月~1歳44~46cm
1歳~1歳半46~48cm
1歳半~2歳48~50cm
2歳~4歳50~52cm
4歳~5歳52~54cm
5歳~6歳52~54cm

 

● 頭のサイズの測り方

頭のサイズは測り方によっても違いが出てしまうので、正しく測りましょう。

頭のサイズを測るときは、額と後頭部の最も出っ張っている部分と、耳のすぐ上を通るラインを測ります。

 

2-2.『SGマーク』のついたものを選ぼう

ヘルメットは大切な子供を守るもの。安全性が高いものを選びたいですよね。

ヘルメットを安全性で選ぶ基準として、SGマーク(Safe Goods (安全な製品)マーク)は欠かせません。

SGマークは「消費生活用製品安全法」に基づき設立されて以来、安全のための基準(SG基準)の制定は消費者代表、製造・輸入事業者代表、学識経験者・中立委員の3者構成からなる委員会で審議されてきました。このことによりSG基準は最新の安全への知見を反映するとともに消費者の視点・製造者の立場も考慮したものとなっています。このため実用的な基準として高い信頼性を持っています。 (引用:製品安全協会

SGマークがついていれば、一定以上の基準をクリアした安全性の高い製品であることが分かります。

また、SGマーク付き製品に万が一欠陥があった場合、事故が発生した際に製品との因果関係があると認められる場合には、一人につき最高1億円の損害賠償が補償されます。

 

2-3.ヘルメットの素材はソフトシェル?ハードシェル?

ヘルメット素材には、「ソフトシェル」「ハードシェル」があります。

ソフトシェルタイプはポリカーボネート製の薄板シェルと発泡ライナーを組み合わせたもので、現在のスポーツタイプヘルメットの主流となっています。
これに対し、ハードシェルタイプとは、いわゆるプラスチックでできた硬いシェルを持つヘルメットのこと。(引用:Kabuto

ソフトシェルとハードシェルの大きな違いは、ヘルメット自体の重さです。ソフトシェルのほうが軽く、ハードシェルのほうが重くできています。

 

子供のヘルメットで、ソフトシェルとハードシェルの両方が用意されているブランドも多くありますが、どちらを選んだほうが良いのか迷いますよね。

 

その点について、日経トレンディネットさんのインタビュー記事に以下のように掲載されていました。

ソフトシェルとハードシェルに、安全性の違いはあるのか。

 「Kabuto製品の場合は、両者で安全面の違いはありません。ソフトシェルのヘルメットは軽量ですが強度に劣るため、若干肉厚を大きめに設計しています。強度に優れるハードシェルヘルメットの場合、逆に肉厚を小さめに設計して、できるだけ軽く作るように心がけているのです。だから、Kabutoの場合、ユーザーがどちらのヘルメットを選んでも同じ安全性が確保できるように製品を設計しています」

(中略)

「特に骨格や筋力の発達していない小さなお子様の場合、安全性はもちろん、軽量なソフトシェルヘルメットで首にかかる負担をできるだけ軽減してあげたほうがよい場合もあるからです。逆に、骨格や筋力も発達してきたお子様は、やんちゃな使い方でヘルメットがすぐに損傷してしまうことも考えたほうがいい場合もあるので、ハードシェルを用意しています」

(引用:日経トレンディネット

 

安全性については、ソフトシェル・ハードシェルともに遜色ないように作られているようです。

 

しかし、1~2歳の小さいうちは、「ソフトシェル」で軽量な物を選んであげたほうが、首への負担が少なくて良いようですね。

逆に、大きくなってきてヘルメットを乱雑に扱ってしまうような場合は、耐久性の面から「ハードシェル」を選ぶメリットがありそうです。

 

スポンサーリンク

3.まとめ ~年齢に合わせてヘルメットを選ぼう~

子供を自転車に乗せるときは、ヘルメットをしっかり着用させることが大切です。特に、成長にあわせて適切なサイズのヘルメットを選んであげることで、首への負担を和らげ、途中で脱げてしまうことも防止できます。

小さいものだと、1歳ごろから着用できるモデルもあるので、年齢や性別にあわせてお気に入りの一品を探してみるのもいいですね。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です